大英帝国祭 1

1998年に、友人と4名と、大英帝国祭と称して、英国製のアンプやスピーカーを持ち合って 試聴会を開いた。写真には写っていないが、スピーカーはROGERSのLS-3/5Aを使用した。

QUAD 歴代 Pre Amplifier

QUADのプリアンプを積み上げてみた。上から 22, 33, 34, 44。真空管プリ22をサイズを含めて 置き換えたのが33というのがわかる

後方にみえる黒い板はQUADのスピーカー ESL63pro。QUAD II型 power ampも見える。

QUAD 44 Series

#4の系統を並べてみた。上から 44 Pre Amplifier, 34GZ Pre Amplifier, 405-2 Power Amplifier

44は、歴代のQUADのプリアンプでもっとも多機能なもの。音質も情報量の多さで34GZと大きな差がある。 34GZは44の廉価版の様な位置づけのもので発売時期も重なっている。この時代、QUADとしては初めて、 製品ラインナップに上位機種と下位機種が存在した。 44、34共に本体の色がグレーになり、入力端子もRCAになった後期型。 黄色や赤のカラフルなボタンの初期型とくらべて、随分落ち着いた顔つきになった。

405は家庭用ハイファイアンプとしても、大ヒットしたアンプだが、 英国の国営放送BBCを始め、モニタースタジオ用のアンプとしてプロの現場でも多く使われた名作アンプである。 写真は後期型の405-2。入力は初期型のDINから、RCAに変更されている。フロントパネルをヒートシンクとした 工業デザインの巧みさも秀逸。

QUAD 22 Series

QUAD 22 Pre Amplifier + II Power Amplifierの純正組み合わせ。

真空管は、勿論、英国製のものを使っている。中国球やロシア球はいろいろな意味で危険なので使用していない。 QUAD 22は、モノラルアンプのQUAD 2を、殆どそのままのサイズでステレオ化した超小型プリアンプ。フロントパネルを みても、機能が凝縮されているのが良くわかる。 電源電圧は英国仕様の為、日本国内では、電圧変換用のトランスが必要。アメリカ仕様のQUAD IIは電源トランスが 117Vのものもある。

きちんとメンテナンスされ、適切なスピーカーと組み合わせたQUAD 22+IIの音は驚くほど古さを感じさせない ハイファイサウンド。歴史あるメーカーの英知。

QUAD 33 Series

QUAD 33 Pre Amplifier + 303 Power Amplifier + FM-3のセット

この写真だとわかりにくいが、303PowerもQUAD IIとほぼ同サイズ。音は意外と、22とくらべて33系のほうが 柔らかく丸い。FM-3は、この頃は、まだバンド変更を行っていなかった。33も303も電源電圧が選択可能。117Vポジションでは、 日本の100V電源でも特に問題なく使える。(音が丸かったのは、100V電源で使っていたからかも?)

大胆なオレンジといい、歴代のQUADのアンプで、この33系が最も可愛らしいアンプだと思う。

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