STENTORIAN HF1012

このスピーカーは1950年代の、10インチ(25cm)ユニットである

STENTORIAN というのは、英国の Whiteley Electrical Radio CO LTD. のブランド名。 このメーカーのスピーカーの特徴は、布を貼り付けた独特のコーン紙である。

このスピーカーの特徴として、端子盤に、A, B, C, Dの四つの端子があり、ここにジャンパー線を繋ぐことにより、 スピーカーのインピーダンスを、4, 8, 16Ωから選択することが出来る。この機構は初期型には無い。

TANNOYと同じような金色の焼付け塗装のフレームはかなりしっかりした作り。 日本人からすると、“キンピカ”という、あまりよくないイメージもあるのだろうが、 英国では、金色は非常に高貴な色 である。

センターキャップの下に4つ銀色の点がみえる。これが、ボイスコイルの接続位置。

銘板の部分に、インピーダンスの選択方法が記述されている。 上の写真では、BとDを連結しているので、アンプの出力をAとCに接続すれば、 8Ωのスピーカーとして使用できることになる。

参考資料

HF-1016C

形式 コーン
口径 20cm
インピーダンス 15Ω
f0 39Hz
f特 30〜16000Hz
最大入力 10W
総磁束 63000 maxwell
磁束密度 16000 gauss
備考 麻の複合コーン紙

1968年のStereo Sound誌の資料より

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