パート 3
原作: Thomas Rabenstein
(c) 6/96
艦長の航海日誌・・・
ピカード艦長(Captain Picard)はブリー(Bell)の支配下で
まだ意識を回復していない。
ビヴァリー(Beverly)が彼の世話をしているが、このことは
アルコン人(Arkonide)を喜ばしてはいなかった。
<エンタープライズ(The Enterprise)>は5隻のボーグ(BORG)船
を追跡するため、<グッド・ホープ(GOOD HOPE)>に
従って穴(HOLE)を通過した。
今再び、<エンタープライズ>の乗員は大胆に旅立った、
シリーズの我々の側の誰もがこれまで行ったことの無い
大宇宙の領域に向かって・・・。
10 発端
ガイナン(Guinan): データ(Data), 本当に何も飲み物は要らないの?
データ: はい、結構です。
ガイナン: データ、ここはバーよ。
データ: OK、OK、オランダジンを頂きます。
ガイナン: いつもの様に?
データ: ギアオイルをオンザロックで、よく振って、かきまぜないで。
ガイナン: あなたはそんなきつい飲み物は長いこと飲んでなかったでしょ。
どこか悪いの?
データ: おお、何でもありません。
ガイナン: さあ、データ、私には何でも話して良いのよ。
データ: ご存知の様に、私は二つの大宇宙に行ってきましたが、
まだ私にふさわしいパートナーを見つけていないのです・・・
ガイナン: あら、まあ。あなた恋わずらいなの?
データ: 私は感情を感じません。私はアンドロイドです。
でも、私は非常に悲しいのです!!
ガイナン: そう、何が問題なの?あなたはすばらしいロビーロボット(
Robbi Robot)じゃない。
データ: はい、始め私は<グット・ホープ>のシントロニクスが素敵だと
思ったのですが、それはすでにあるハーミラーチューブと婚約していたのです。
ガイナン: おお、ごめんなさい。で反対側の宇宙から来たアンドロイドたちはどお?
データ: 回廊で私はタラV(Thara V)と話をしました。彼は私を妹に紹介したがって
いましたが、無駄ですよ。
ガイナン: なぜ駄目なの?
データ: コンパチビリティです。
ガイナン: 何ですって?
データ: ご存知でしょう、違ったインターフェイスなのです。
ガイナン: データ!もっと簡単に。私は科学に疎いのよ。
データ: えい、くそっ!私のプラグが合わないのです。
ガイナン(今理解して、笑いながら):
そんなことが起こったとき私が良くやったことを教えましょう。
データ: なんですって?
ガイナン: ホロデッキ(holodeck)に行ってちょっとした彫刻をしたものよ。
ヴェルテのアフリカ人と(African in the Veldt)いう
プログラムを探しなさい、気に入ると思うわ。
データ(再び笑う): OK ガイナン、やってみましょう。
艦橋にて....
ライカー: ミスター、ウォーフ(Worf)!
ウォーフ: サー?
ライカー: ボーグはまだわれわれの前面にいるのか?
ウォーフ: はい、サー、我々はゆっくり追いつきつつあります。
<グッド・ホープII>はまだ我々の傍らにいます。
ウイル(Will)はジャン・リュックの席に快適にもたれ、しばしナンバー1+
であることの気分を楽しんだ。
ライカー: まったくいい座りごこちだ、艦長席は!このボタンは何のためか
だれか知らないか。
ウォーフ: 分かりません、サー。フェーザー砲のトリガーなら私のコンソール
にありますから、そのはずはありません。
ウェスリー: きっとこのボタンは緊急時に機関からのインパルス流を切り離し
ワープ機関の心臓部を切り離すものですよ。
トロイ: ナンセンスです。もし敵が<エンタープライズ>の支配権を奪いそうに
なったら艦長はこのボタンで自己破壊シーケンスを始めるのです。
でも、ウイル、なぜそんなに青白くなっているの?
ライカー(指を上げてそれを見せながら): なぜなら私は今押したところだからさ。
しばし、冷たい沈黙が艦橋に広がった。
トロイ: あなた、たった今・・・
ウェスリー: ママー!僕は死ぬには若すぎるよ。
ウォーフ: ターシャ(Tasha)がこれを見たら何というやら!
ブリー(スポック): 思うに、これはあらゆるロジックの終わりですな。
ウォーフがクリンゴンの死の歌を打ちならす間に、
ライカーは決然と腰を下ろし、ディアナ(Diana)の手をとった。
ライカー: 今、最後が近いので、諸君らに言わねばならない・・・
トロイ: はい、ウイル?
突然、ターボエレベーターの戸が開き、若い候補生が駆け込んできた。
候補生: ピカード艦長のためのアンチョビー付きピザとチーズです。
今回はあなたの呼び出しからたった2分です。
ライカー(ウェスリーを避難するように見て)
: ワープ機関の心臓部を切り離す、フーン?
<グッド・ホープII>船上・・・アトランの船室で。
スポック(ブリー): おっと!畜生!切ってしまった。
アトラン: 神よ、ブリー、君はテック・アエイ(-T'ack Ao'i-)を
使いこなせなかっただろう。
アトランの付帯脳: お前だって使い方を知らないくせに。
スポック(ブリー): あなたと食事する度に、これを食わねばならんのですかい。
アルコンの宴会用ナイフめ!あたしの指が!
アトラン: 蛮人め!これは古アルコンの高級ナイフだぞ!
スポック(ブリー): でも、大した洗濯機ではないですな。
ペリー: 指を見せたまえ。かすり傷だ。指をしゃぶっているんだな。
スポック(ブリー): でも血が緑色ですぜ。なんか変だ。あたしゃ
飲みたくないです!
ペリー: おそらくウルグスみたいな味だろう。
アトラン: ヴァルカン人が生まれつき緑色の血を持っていると
ジャン・リュックが話した事を考えているんだが。
アトランの付帯脳: そのとおり、そしてお前は耳の後ろがまだ少し緑だぞ、
水晶王子。
スポック(ブリー): 生まれつき?安心しましたぜ!
緑の血はアトランがあたし達に用意してくれた
ツアリトの豚牡蠣から来たもんだと思ってました。
ペリー(皿を見つめて): いったい私は何を食べているんだ?
アトラン: 全部魚だ!
スポック(ブリー): でも、魚はヴァルカン人の胃腸にガスをためるんですぜ。
アトラン: そんなナンセンスは言わないでくれ!
スポック(ブリー): クスクス・・・ほら。
アトランの付帯脳: 魅惑的なディナーだな。おまえはまた一歩大きくなった。
トロト: ブリー、私はあなたの体験がうらやましいです。
スポック(ブリー): お腹のガスのことが?
トロト: いや、私が言っているのは君の体の交換のことです。
いったい誰が他人の身体を喜んで試すというのですか?
ペリー: 私は愉しんだことがあるが。
アトラン: その通り、でも君は脳を旅に出さねばならなかったな。
ペリー: 一度はね・・・
アトランの付帯脳:そして私も、生まれたとき、間違った体を受け取ったように
時々感じるのだが・・・
<エンタープライズ>船上・・・病室・・
ビヴァリーは途方に暮れてピカードを見下ろした。
彼女は、あらゆる一寸した、光り輝く、まぶしい、かき回す工夫
を尽くしたが、成功は得られなかった。
ビヴァリー(手をピカードの高いに額にそっと置いて)
: オー、ジャン・リュック、もし
あたしがもう少し治療法を知っていてあなたを目覚めさせられたら。
アカデミーでヴァルカンのネック・ピッチを体験した時も、
あたしはいつも他の若い学生とコーヒーを飲んでいたわ。
もしアルコンからの王子のことで嫉妬させたのなら御免なさい。
でもどうすべきだったのかしら。
彼は全くたくましいもの。広い肩で、長身で、
筋肉質で引き締まった体、高貴な血筋で、ふさふさした長髪・・・
突然ピカードは目を開けた。
ピカード: 長い髪!?
ビヴァリー: 艦長!目ざめたのですね!
ピカード:
Picard:
ビヴァリー: 病室です、艦長。信じられない。
あたしはあなたに話しかけていました、きっと
私の言葉のなにがしかが
あなたの無意識下に届いて昏睡から目覚めた・・・
ピカード: それはいい!誰が艦橋にいる?
ビヴァリー: ライカー大尉が任務についています。
ピカード: 聖なるクリンゴンの象形文字にかけて!急いで起きて
厄介ごとが起こる前に艦橋に行かねば。
ビヴァリー: 主席アンティ(Auntie、おばちゃん?)医師は個人的検査を
する必要があるわ・・・
ビヴァリーはゆっくりと手袋をとって両手をジャン・リュックの胸に置いた。
ピカード: これは本当に必要なのか?
ビヴァリー: もちろん。
ピカード(額にしわを寄せ眼を閉じて): そうか、よしわかった。やってくれ!
<グット・ホープII>船上・・・
ぺりー:すると我々はボーグに永久に追いつけないわけだ。
スポック(ブリー):彼らはワープ9.9で飛行しています。
アトラン: それは超光速因子でどれくらいだ?
トロト: ワープ10には到達出来ないと思いますが、彼らの飛行速度は・・・
アトラン: べらぼうに速い?
トロト: まさに!
ペリーは微光を反射している眼でスクリーンを見た。
ペリー: あそこに友人のグッキーがいる。神よ、ボーグは彼に何をしようと
しているのか・・・
ボーグの旗艦上・・・
グッキュタス(PUCKUTUS):
ノー!ノー!もう一度ノー!何回言わねばならないの。僕には
除毛クリームはいらない。
ボーグ1: しかし、これを使えばインプラントの下側がかゆくなくなるぞ。
グッキュタス: 僕の毛皮をだいなしにする奴は誰であろうと飛ばしてやる!
ボーグ1: しかし私はお前を快適にしてやろうとしているだけだ。
グッキュタス: 毛皮のないイルトだって!ちぇっ!
ボーグ2: グッキュタス、我々はまだ追跡されている。
グッキュタス: やつらは決してぼくらに追いつかないだろう。
ボーグ1: テラナーの母星系に辿り着いたら、我々の指導者の大いなる
戦術能力がものを言うだろう。お前の計画を聞かせてくれ、
力強きグッキュタス。
グッキュタス: ああ・・・わかった。
僕らは大急ぎで飛んで、ニンジン畑を空っぽにして、
またずらかる。
ボーグ2: それで例の機械全部?
グッキュタス: その通り!僕らは野菜ジューサーを持ってきているんだ。
5隻のボーグ船はV字体形を形成し、意味深くソル系を目指した。
艦長の航海日誌・・・
ビヴァリーはショック療法で私を昏睡状態から目覚めさせてくれた。
艦橋までの道で私はゴーディ(Geordie)に出会った。
彼は分厚い印刷物を持って船内を駆けていった・・・普通ではない。
私は急いでライカーを義務から開放してやろう。部下たちの安心した
顔から彼らが私の復帰を喜んでいると断言できる。
航海日誌に書き留めておこう・・・
ブリー(スポック): 艦長が艦橋に!
トロイ: 艦長!お顔を拝見できてうれしいです。
ピカード: 私には良いスタッフがいてね、カウセラー(Councilor)。
ドクター・クラッシャーは自分の技術をよく理解している。
データ: 私もそう思います、サー!最後に彼女が私のポジトロニクスリレーを
自ら、掃除機できれいにしてくれたとき、私ははじめてそれを
感じました・・・。
ウォーフ: ポジトロニクスが感じられるとは知らなかった・・・
ピカード: よし分かった、ミスター・ウォーフ。ナンバー1は?
ライカー: はい、艦長?
ピカード: 私は艦橋の指揮に戻る。私の席を空けたまえ。
ライカー: 本当にですか?
ピカード: すぐにだ!
トロイ: 神よ!彼は再び元に戻った!
ブリー(スポック): 艦長、我々は地球への直線航路上にあります。
ボーグ船は我々の正面にいます。
ウェスリー: 5隻のボーグ船までの距離はかわらず。
我々がガスを追加する旅にやつらもガスを入れています。
ピカード: ・・・ガス?
ウェスリー: ちょっとしたジョークです、艦長。
ブリー(スポック): ボーグ船が我々より先に地球に着くのは間違いなさそうです。
ピカード: ミスター・ウォーフ、<グット・ホープII>とコンタクトを!
スクリーンはすぐ光を放ち、テラ艦隊のシンボルを表示した。
インターコスモの声が何やら告げていた。
ピカード: ミスター・データ、私には理解できない。通訳してくれ。
データ: オーケイ、サー。こう言っています。「全ての回線が使用中です。
どうか後でおかけ直しください・・・」
ピカード: ・・・どうか?
突然、ターボリフトの入り口でひと騒ぎが起こった。
「通せ!手を離せ!」
ウォーフの保安チームの2名の部下が非常な老人を艦橋に連れてきた。
ピカード: 一体何事だ?ミスター・ウォーフ?
ウォーフ: サー、密航者を発見しました!こいつはヴァルカン大使と
一緒に転送され、彼の船室に隠れていたのです。
ブリー(スポック): 私がいないときは船室に留まるように言ったのに!
老人(ブリー(スポック)をいらいらと見て):
お前が任務についているときは、のろま?
ピカード: 何者だ?
ライカー(髭をしごきながら):
艦長、私はこれが誰か知っていると思います。
ピカード: ナンバー1?
ライカー: ドクター・マッコイです!
ピカード: ドクター・マッコイ?・・・オリジナルエンタープライズの
船医・・・
データ: その通りです、艦長。
ピカード(護衛に向かって): 彼を通せ!
ドクター・マッコイ、ここで何をしようと
しているのか話していただけますかな?
マッコイ: フガフガ!
ピカード: 何とおっしゃった?
マッコイは制服のポケットに手を入れ、1対の入れ歯を取り出し、口に入れた。
ピル(Pill): トホホ、だいぶましになった。もう少し歯に注意を払うべき
だったな。
ピカード: ・・何に。
ピル: ピルで結構、艦長。わしはスポックの旅につきあっているだけだ。
やつが私の引退先を訪問した時、突然別のヴァルカン人の姿をとった。
わしは奴と同行した。こんな歩く死体の仲間になるのはまっぴら
だからな。医務室はどっちだ?
ピカード: 止まれ!ここには既にドクターがいる。我々は
ドクター・クラッシャーで事足りている。
ピル: おじょうちゃん!?
マッコイはウォーフの手にすがりつき、古風な眼鏡をかけた。
ピル: すまん、若いの。・・・あああああああ!クリンゴン人!警報だ!
ウォーフ(ピカードに向かって): おそらく彼をペリーに引き渡すべきでしょうな。
ブリー(スポック)(眉毛を上げて): 彼を行かせるのですか?
ピル: へい、でぶ。おまえさん緑色の血で耳の尖った奴のようにしゃべるんだな・・
ブリー(スポック): 尖った耳についての意見はお世辞と受け止めましょう。
<グットホープII>船上・・・
ペリー: ブリー、指を耳から離すんだ!
スポック(ブリー): ああくそ、全くかゆい!
アトラン: かゆい?作りが違っているだけだ、なんでもない!
スポック(ブリー): はい、でもね、シャワーの水がいつも残るんで・・・
トロトの笑い声がガラスを揺らした。
トロト: おそらくヴァルカン人はシャワーを浴びないのでしょう。
ハルト人のもう一笑いが<グット・ホープII>の司令室を揺らした。
スポック(ブリー): 耳のないやつにとってはさぞかし面白いことでしょうね!
じゃあ、ハルト人はどうやって掃除しているんで?
細胞硬化して埃でも払ってくださいよ!
一瞬、イホの笑いが止み、そして彼は転げ回り(growling?、ミススペル?)はじめた。
ペリー: よしよし!ボーグに関心を戻せるな?
アトラン: その通り。どうやってグッキーをあそこから連れ出し、ボーグが地球を
攻撃するのを防ぐかを考えねばならない。
アトランの付帯脳: 全くその通り、お前は何か最も重要か知っているのか?
ペリー: 数時間のうちにやつらはソル系に到着するだろう。それまでに
ジャン・リュックと話をするべきだと思う。
艦長の航海日誌・・
我々はソル系に到着し、予想通り、最外縁惑星の軌道の外でボーグは停止した。
我々自身の太陽系の完全な複製を見るのは
例外が一つ。冥王星は破壊されている。
ペリーはテラ母国艦隊を動員し、すでに配置に着かせていた。
神よ、彼らは8万隻の船を所有しているのだ。
私は緊急事態に<エンタープライズ>が周りの唯一の船である
状況に慣れ過ぎているのだ。
<エンタープライズ>の会議室・・・
ペリー: まず第一に貴官がまた回復したのを見てうれしい、ジャン・リュック。
ピカード(ビヴァリーにウインクして): 私のドクターのケアの御蔭でね。
アトラン(嫉妬ぶかげに): ・・・ケアのおかげ・・・
ビヴァリー: 艦長は私の治療のもとで驚くべき回復をしました。
アトランの付帯脳(嘆息して): 私も・・・
ピル: フン、わしだってそれくらい!バケツ1杯の水で・・・
ビヴァリー: 先生、あなたにはバケツは持ち上げられないでしょう。
スポック(ブリー): 何者?
ピル: 他の連中と会っているとき、おまえは見ず知らずの振りをするんだな。
緑色の血のヴァルカン人・・・
ブリー(スポック): ドクター・マッコイ、旧エンタープライズのドクターです。
彼は旅客で、現状に関心のあるオブザーバーです。
我々の精神交換で幾分混乱しているのです。
スポック(ブリー): 誰が?
マッコイはブリー(スポック)に近付き、彼のこめかみを叩いた。
ピル: そこにいたのか、旧友?
ブリー(スポック): そう、わたしです。
ピカード: さあ、ボーグの話に戻ろう。
諸君等に戦略があるならそれに従おう。分かっている。
今のところ、何をすべきかの提案は私にはない。何か提案は?
ナンバー1?
ライカー: 上陸班を組織し、転送し、グッキーを開放することは出来ますが。
ピカード: リスクが大きすぎる。貴官はこれを既に試して失敗している。アトラン?
アトラン(付帯脳に): 何を考えている?話せ!すぐに!
アトランの付帯脳: お前の知らないことを・・・
アトラン: そんな議論は後・・・グア。
ピカード: むー、ミスター・データ?
データ: はい、サー。あなたをロキュータスにカムフラージュして転送し
ボーグを混乱させることができます。予想される混乱の中、第二のチームが
グッキーを開放することができます。
ペリー: 良いアイデアだ!
ピーカード: うむ、私がそうしなければならないのか?そして、グッキーは?
彼は今はボーグだ。ボーグの様に考えボーグの様に行動する。
そう簡単にはいくまい。
ペリー: ブリーを連れていこう。彼の親友として本当のグッキーに呼びかける
事が出来るかもしれない。
トロイ: でもブリーの外見はスポックです!
データ: 状況は複雑です。
ピカード: 私はあそこに行きたくはない。
ビヴァリー: 勇気を持って、ジャン・リュック。私はあなたを待っているわ。
アトラン: でも私は待たない!
ピル: で、わしらはもうここにいるんだから、つがいのザトウクジラを
連れていけるんじゃないのかい?
全員が沈黙し、驚いてピルを見た。
ペリー: ・・・ザトウクジラ?
突然、ピカードのコミュニケーターがブザーをならした。
ウェスリー: 艦橋より艦長へ!
ピカード: 何事だ、ウェスリー。何千回言えば良いのか、
大人が会話している時は・・・
ウェスリー: 百太陽系の中央プラズマからペリー・ローダンへの
リレーチェーンを通したハイパー無線伝達です。
ピカード: 三次元ビデオキューブにつなげ!
中央プラズマ: こんにちは!
ペリー: ハロー、旧友!何をそんなに急いでいる?
中央プラズマ: 穴の前に配置したポスビたちが、宇宙の反対側への開口部が
不安定化していると報告してきました。
ちらつきはじめているそうです。
ピカード(顔色を失って): 神よ、急がねば!
ボーグの旗艦のどこか
軟らかな音と共に肉体が物質化した・・・
ペリー、アトラン、ライカー、ウォーフ、そしてデータが
ボーグの旗艦のどこかで実体化した。
ペリー: ああ!この転送はテレポートジャンプに似ていて、ずっと快適だ。
ペリー(幾分声を落としてアトランに向かって):
この技術を持ち逃げ出来るかどうか検討すべきですな。
前にやったみたいに、オーケイ?
アトラン: 蛮人め!
ライカー: ミスター、ウォーフ!トリコーダー(Tricorder)だ!
ペリー: 任天堂の!本当か?
ウォーフ: え、すいません、サー?
アトランは身体の回りに感じた・・・「みんなそこにいるか?」
アトランの付帯脳: そう、残念ながら。
時々、テレポートジャンプの間にお前と分離し、
アラスカの顔とか別の場所に現れないかねがっているのだが。
今は空いているんだから。
アトラン(付帯脳に):
しかし、そうなると彼はまたマスクをかぶらねばならない。
なぜならお前の姿を見た人々は発狂する代わりに笑い死ぬだろうから。
おまけに、アラスカはマスクメイヤークラブ(Mike Meyers club)に
議長としてカムバック出来るだろう。
アトランの右手が突然彼の意志と無関係に動き、右ほほを叩いた。
アトランの付帯脳: 不作法の報いだ、テラの猟犬!
ライカー(アトランに): 大丈夫ですか、サー?
アトラン(びっくりして手を見つめながら):
ああ・・、ナンバー1。どうやってか分からないが、ボーグが
私の腕の神経に影響を及ぼしたにちがいない・・・
アトランの付帯脳: うそつき!反対の腕も私が「影響をおよぼして」やろうか?
(訳注:フォイト氏のウエブにはここまでしか掲載されていない。
しかし、たまたまIntercom 10がMOにバックアップしてあったので
調べてみると、まだまだどたばたは続き、ダントンやテケナーも
出てくるようである。)