ペリー・ローダン・シリーズサマリー


シリーズの要約(第1話から第499話まで)は以下の通りだ。 これは古いファンにも新しいファンにも興味を持ってもらえる だろうから、ここに示しておく。


訳注:このページはVector Enterprise社のJohn Foyt氏が作成したもので、同社が 出版した英訳ローダン1800-1802話の付録としても掲載されている。(それまでの 英訳ローダンはポスビサイクルすら完結していなかったため、新規読者の 獲得啓蒙が狙いだったようである。) 残念ながら英訳ローダンは180?話で中座しているが、原文はまだ氏のウエブや その他で参照できる。なお、英訳ローダンでドイツ語の原書と変更された とおぼしき単語は、参考のため括弧つきで残している。もし、古い英訳 ローダンを手にする機会があれば役に立つかもしれない。

第3勢力からグルエルフィンまで

ペリー・ローダン1話から499話

ペリー・ローダンシリーズの以下のプロット概要はほんの一般的な サマリーにすぎない。全体のストーリーラインに関係の無い数多くの 詳細や出来事はスペースの都合で省略しなければならなかったし、 そうでないのテーマも省略した形でカバーしたにすぎない。

シリーズのもっと詳細な要約は5分冊のペリー・ローダン・レキシコン に見出す事が出来るが、不幸な事にドイツ語のものしかない。(訳注: かつて、大阪のローダンファンクラブで日本語訳され「1500話までの あらすじ集」というタイトルで公開されたことがある。)望むらくは 以下の要約が興味を持った新しいアメリカのファンを満足させんことを。 ペリー・ローダン・シリーズの始まりは特に重要である。なぜなら シリーズの基礎が置かれたのはまさにこの 時点だし、最後の200話と同様に最新話のベースとなっているからだ。

この要約では、話数はドイツのシリーズに従っている。エースブック により出版されていた古いアメリカ版では、数話が飛ばされたので 幾分異なっていた。

ペリー・ローダンは1936年6月8日に、コネチカット州のマンチェスターで、 ジェイコブ・エドガー・ローダン(第1次世界大戦の後に合衆国に移住した ドイツ人)とマリー・ローダン(nee Tibo)の息子として生まれた。 US空軍アカデミーを出てから、彼はパイロットとしての経歴を始めた。 1971年6月19日、彼は今や少佐となっており、原子力宇宙船<スター ダスト>の指揮官として、最初の有人月着陸遠征計画のため離陸した。 彼は他の3人の宇宙飛行士と共に月に到着した。その中には 最良の友人、レジナルド・ブル(Bell)がいた。

月の裏側で男達は緊急着陸していた異星種族の科学調査船を発見した。 ローダンは異星人たちとコンタクトを取った。彼らは人類に よく似た外見をしており、アルコン人と自称した。彼はアルコンの超テクノロジー を携えて地球に帰還したが、計画通り合衆国に着陸しようとはしなかった。 その代わり、彼は中央アジアのゴビ砂漠に着陸した。ローダンは アルコンテクノロジーの想像もできない力を単一の国家や人々に 手渡すことを望まなかった。

大いなる困難にもかかわらず、その後の数週間の間に、彼はこれまで脅威となっていた 第三次世界大戦を防止し、地球の政治ブロックを互いに密接に協力させることが できた。ローダンは第三勢力の設立を宣言した。彼はこれを人類全てに忠誠を つくす中立の軍隊として心に描いていた。彼は今より自身を(ラテン語 で地球を意味するテラから)テラナー、つまり惑星テラの1市民と見なしている 事を明らかにした。

彼にはすぐに絶え間なく増加する同調者が現れた。その中には ミュータントと呼ばれる超心理能力を備えた人々がいた。彼らは 驚くべき能力(テレパシー、テレポーテーション、テレキネシスなど) のため、ローダンの計画で重要な因子となった。ミュータント部隊の 誕生だ。

ローダンは人類を統一し世界政府を樹立することができた。 最初の宇宙からの地球外生物の侵略は1972年始めの 精神寄生体(Mind Snatchers (M.S.))の攻撃で現実のものと なった。彼らは他者の肉体を乗っ取り、操ることのできる 蜂型の生物であった。彼らの攻撃は退けられた。

3年後、事態は27光年離れたヴェガ星系に移った。ローダンは原住民で あるフェロン人を助けた。彼らはトカゲ型生物のトプジダーの脅威に さらされていた。その間に、彼は一見したところ非常に古い銀河の謎 に巡り会った。

さらに探検を続けていくうちに、テラナーは惑星トラムプ(Vagabond)に 着陸した。そこで、ネズミビーバーのグッキー(Pucky)が彼の宇宙船に 密航した。突き出た前歯を持ち、テレパシー、テレポーテーション、そして テレキネシスのプシ能力に恵まれた身長1メートルの毛皮生物であるグッキーは ローダン宇宙で最も愛されるキャラクターとなった。

その後の冒険は、ワンダラーという名前の円盤型の人工惑星の発見に つながった。そこでテラナーは「それ」と呼ばれる超知性体と出会った。 彼は数百万歳の純粋精神からなる神秘的な存在で、ローダンと彼が選んだ 少数の仲間たちを相対的不死者に選んだ。細胞更新プロセスにより、 通常の老化は正確に62年間停止させられた。その後、新たな細胞更新が 必要である。さもないと急速な老化プロセスが起こり、直ちに 老衰して死にいたるだろう。

「それ」は人類に自らの能力を示すための2万年という期間を与えた。その後、 ローダンは、銀河系の強力な勢力になるという方針でテラを導くことに 全力を挙げるため地球に帰還した。これは非常に重大なことであった。 月に着陸したアルコン調査船のデータバンクと二人のアルコン人、クレスト( アメリカ版ではKhrest)とトーラ(後のペリー・ローダンの最初の妻)が 彼に語ったことから、天の河銀河には多数の種族や知的種族のグループが いることが解っていた。しかし、人類は彼らの中で大っぴらに行動するには まだ弱体すぎた。

その後数年間、ペリー・ローダンと仲間の勇士たちはスプリンガーと戦った。 彼らはアルコン人から派生した商人種族で、地球を自分たちの植民惑星の 一つにしようとたくらんでした。クレストとトーラとともに、ローダンは アルコン、アルコン人の故郷にしてM13球状星団にある大帝国の中心部への 旅を敢行した。そこではロボット摂政と呼ばれる巨大なコンピューターが 帝国を支配していた。何世紀にもわたってアルコン人は退廃し、弱くなり 彼らの強大な星間帝国を自ら支配することが出来なくなっていた。

1984年に、ローダンはこれ以上のスプリンガーその他の侵攻を排除し、人類が 銀河勢力に発達するのに必要な時間をかせぐため地球の破滅を演じなければ ならなかった。地球だと確信してスプリンガーたちは巨星ペテルギウスの 第3惑星を攻撃し、破壊した。

ここに要約したペリー・ローダンシリーズの最初の49話は1961〜1962年に 初めて出版され、今日ドイツでは「第三勢力」サイクルとして知られている。 (アメリカ版ではローダンの政権の名前は"The New Power"と変えられている。) 無論、シリーズのスタート時には一群の話を「サイクル」という共通の ストーリーラインで呼ぶことはなかった。と言うのも、出版社は始め僅かに 30話(予想外の成功のため後に最大50話まで延長)しか計画していなかった のだ。現在の最新サイクルの構造、あるいは予め決められた時間フレーム( 殆どが50ないし100話)の中で特別に、注意深く計画されたプロットラインに の展開は後になって現れたものである。

このことに留意すると、ペリー・ローダンによって1971年6月19日に 行われた最初の月着陸の日付が我々の視点からは過去になっているのも 当然であると言えよう。最初のペリー・ローダンの小説があらわれた1961年 では、この日は無論遠い未来のことであったのだ。現実世界では、 ニール・アームストロングがペリー・ローダンに2年先んじて、1969年 6月21日に月面に降り立ったのだ。

ペリー・ローダンシリーズの最初の49話が、今日から見て、過去に設定されている ことは、懐古的な魅力をいささかも損なわない。それどころか、第1話が再版される 時に、編集者はシリーズの日付を変えることに対しては熟慮した上で反対した。 (これらの初期のエピソードはこれまで5回再版されている。)

第二サイクルはシリーズ内では2040年の年代の50話から始まる。古い第三勢力は 今や太陽系帝国に発展している。人類は自らの太陽系を征服し、 あらゆる居住可能な惑星や月に植民したのみならず、独自の強力な 宇宙艦隊も持つに至った。

この時、登場時から読者の熱狂的支持を受けた新キャラクターが生まれた。 アルコン人、アトランである。その人気は1969年2月に自身のヘフトシリーズ を持つまでに至った。このアトランシリーズは1988年1月まで出版され、 850話を持って完結した。アトランは細胞活性装置(「それ」から彼に 与えられた)を持っていた。この卵型の装置は首の回りに鎖でぶら下げられ、 上述の細胞再生化と同じ作用を及ぼし、彼を潜在的な不死者にしていた。

1万年ほど昔、ドルーフ(通常宇宙より時間がゆっくり経過するある時空 連続体からの異生物)との宇宙戦の最中にアトランは地球上で孤立して しまった。故郷世界に帰還する手段を無くして、彼は大西洋の 海底の深海ドーム内で活動停止状態でその後の殆どの時間を過ごした。 彼とペリー・ローダンの間に生じた抗争が収まった時、二人の男たちは 親しい友人となった。

再び通常宇宙への侵攻を試みたドルーフに対する勝利の後、アルコンの ロボット摂政は未だに秘密の地球のポジションを解明する寸前にあった。 ローダンとテラナーたちはロボット摂政をアトランにコントロール下に おくことに成功した。皇帝ゴノツアル8世として、アトランは大帝国を 支配した。

ローダンの妻となっていたトーラは死んだ。テラナーはドルーフから リニア駆動装置の基礎データを得た。この技術はその時代まで 使われていた遷位駆動よりはるかに進んでいた。2045年には、ペリー・ ローダンと全人類が恩恵を被ったアルコン人科学者、クレストの 死があった。

次の50話(ペリー・ローダン100〜150話)は読者を2102〜2114年に誘う。探検 巡洋艦<ファンタジー>、新たに改良されたリニア駆動装置を備えた 最初のテラ船が発進した。その飛行中、青色恒星アコン星系が偶然発見された。 アコン人は殆ど完璧な物質転送技術を持つ高慢な種族でアルコン人の 先祖であった。彼らはその後数年にわたり、何度もペリー・ローダンと 人類を抹殺しようと試みたが失敗した。

アコン人の直系の子孫であるアンティと共にもう一つの勢力が 介入してきた。アンティはミュータントの超能力に対して自身を守り 自ら超心理攻撃を行うことが出来た。悪魔的な麻薬リクウイティヴを 使って銀河系における勢力を増そうという試みは打ち破られた。 2106年、アルコンのロボット摂政は破壊された。大帝国はもはや 存在をやめた。(訳注:アルコン人またはロボット摂政が運営する 大帝国という意味ならこの記述は正しいが、大帝国自身はテラナーの 援助で次サイクルの終わりまで存続している。)

6年後、ポスビ(ポジトロン生体ロボット)が出現した。巨大なフラグメント船、 恐ろしい兵器---トランスフォーム砲、そして全ての有機生命に対する つきることのない憎悪を持って、彼らは生体細胞プラズマを備えた機械を 使って、銀河系を大災害の瀬戸際まで追い込んだ。テラナーは漸くポスビの 故郷である百太陽世界を発見した。彼らは、ロボットを開放し、未だ 弱体の人類の有力な同盟者とすることに成功したのみならず、トランスフォーム 砲の秘密も入手した。

ペリー・ローダン第150話は2326年から始まる。アトランの指揮のもと、 星間連合(USO)が設立されていた。これは、よく訓練されたスペシャリスト たちによる一種の調停部隊で、太陽系帝国と密接に同盟していた。(訳注: この時期は名目上はUSOは太陽系帝国とは独立の組織で、そもそも太陽系帝国 自身が連合帝国の一部であったはず。)

超知性体「それ」は、始めは未確認の脅威を恐れて銀河系を離れた。しかし、 出発の前に「それ」は25個の細胞活性装置を銀河系中の様々な場所に隠した。 不死性を求めた前例のない狩りが始まったが活性装置の殆どが ペリー・ローダンとUSOによって発見された。

新たな致命的な脅威が、ホルンシュレッケ(Hornterrors)と シュレックヴルム(Terrorworms)という形で出現した。驚異的な 食欲のため、事実上の不死身な生物たちは惑星を丸ごと永久に居住不可能な 不毛な岩の砂漠に変えてしまった。無限に分裂するホルンシュレッケの卵1個 で一つの世界を滅ぼすのに十分であった。

冒険の間に、ペリー・ローダンとテラナーたちはブルー人に遭遇した。 彼らは銀河系のイーストサイドに巨大な帝国を築いていた。ブルー人は ホルンシュレッケの分泌する物質、モルケックスを宇宙船の鎧として 用いていた。この物質に対する有効な兵器をテラナーが開発して始めて、 ブルー人は打ち倒され、平和条約が結ばれた。

(訳注:Foyt氏のサマリーではプロフォスでの反乱のエピソードには 全く触れられていない。ドイツのハードカバーのダイジェスト版である銀背本 でもこのエピソードがごっそり抜けている。これまで、 ホンドロや青い親衛隊のスタイルが かつてのドイツ第三帝国を彷彿させるため、ドイツではこのエピソードを 封印したのかと思っていたが、HJB出版社から「プロフォスシリーズ」として ハードカバーで出版されていることが解った。(^_^; )

島の王(ペリー・ローダン200〜299話)は100個のエピソードからなる 最初のサイクルであった。このサイクルは最初の出版から30年を経た 今日でもシリーズのファンからペリー・ローダンのストーリーの 他を寄せつけない最高峰の一つと考えられている。2400年、太陽系艦隊 の新旗艦<クレストII>に搭乗中のローダンは銀河系の中心で円形に 配置された6つの巨星からなる巨大な物質転送機を発見した。そして 転送機は彼を240万光年離れたアンドロメダ銀河に送り届けた。(訳注: シリーズではアンドロメダまでの距離は確か150万光年で、恒星転送機が <クレストII>を送ったのは90万光年先の虚空のツイン星系まで だったはず。)

テラナーは地球には既に5万年前に第一人類と呼ばれるレムール人が すんでいたということを知った。しかし、ハルト人(4つの手を持つ3メートルの 巨人、彼らは意識して身体を分子圧縮鋼の強度まで高めることができる)との 恐ろしい戦争によって彼らは天の河銀河からアンドロメダに避難した。 何千年も後、地球に留まった生存者が第二人類、テラナーになったのだ。

アンドロメダに向かう戦いの間に、7人(訳注:本当は13人)のレムール人が 細胞活性装置を入手し、新しい銀河の支配者となった。ファクターVIIからファクターI として、彼らは何千年もの間、不公平な権力に基づく、非人間性と残忍性に 際立った政治システムを作り上げた。ペリー・ローダンと同盟者たちは 次第に島の王の謎を明らかにしていった。島の王たちはあらゆる手段で 自らを守っていた。ファクターIこと、息を呑むほど美しいミロナ・テテインの 死によって、ようやくアンドロメダに平和がもたらされた。

島の王サイクルは多数のキャラクターをシリーズに加えた。彼らの幾人かは 今のサイクルでも生きている。特に注目すべきはハルト人、イホ・トロトで ある。(訳注:トロト以外にこのサマリーが公表された原書1800話台に 活躍のキャラクターって、ダントン位じゃない?)シャイアンインディアンの ドン・レッドホースの冒険、空洞惑星ホラーをめぐる<クレストII>の旅、 そしてミロナ・テテインとアルコン人アトランの間の伝説的なロマンスも 忘れることは出来ない。その後何年にもわたって、島の王サイクルでの 事件はしばしば参照され、この不朽の古典の曖昧な結末に結びついたり、 サイクルに新しい推敲を加える多数のペーパーバック小説やショートストーリー が今日でも存在する。

次のサイクル(M87)も100話続き、島の王たちに対する勝利から30年後を 舞台にしている。自由商人ロワ・ダントンが銀河系の舞台に登場し、 そしてローダンの息子(母はプロフォス人女性モリー・ローダン=アブロ)マイケル であることが明らかにされる。彼は父の圧倒的な影の下を逃げ出し、自らの 足で立つことを望んだのだ。

<オールド・マン>と名付けられた巨大なロボット宇宙ステーションが 銀河系のある場所で発見された。ペリー・ローダンは後に、直径100キロメートルを 越えるドーム型の巨人が島の王に対する戦いの時代から生じたもので、 勇敢なテラナーたちの救援計画の産物であることを知った。とはいえ、 それは目的地に着くのに30年ばかり遅れてしまったが。

次の敵はハルト人型の二次制約者の形で現れた。彼らは生体宇宙船<ドラン> を駆り、自らを時間警察と名乗り、テラナーにいわゆる「時間犯罪」の 責任を問うた。(これは実際には島の王が犯したものであった。) テラナーの処罰はその滅亡であった。この異星人たちは<オールドマン> のコントロールを奪った。

その後の宇宙戦で、二次制約者の用いた神秘的な兵器はテラナーの旗艦< クレストIV>を巨大銀河M87まで投げ飛ばした。そこでローダンは M87の支配者である中枢部の設計者と出会い、ハルト人の起源の謎と 時間警察との複雑な関係を解いた。

ペリー・ローダンと仲間たちが中枢部の設計者の助けで天の河に に戻った時、ドランの地球への大攻勢が始まっていた。大規模な 損害で人類は破滅の渕に立っていた。<オールドマン>の 緊急活性化だけがカタストロフィを避けることができた。巨大 ロボットはこの時、それまで知られていなかった兵器を展開したのだ。

カピンサイクルも3430年から始まり、100話続いた。殆ど1000年が経過し、 銀河系の状況は根底から変化した。数多くのテラの植民地から強力な 星間帝国が生まれ、いまやそのいくつかは故郷世界に敵対するように なった。恐ろしい内戦を避けるため、ペリー・ローダンは太陽系全体を 巨大な人工の場で包んで5分間の未来に移し、敵の目をそらした。 彼らは太陽系があるべき場所には空虚のみを目にするだろう。

しかし、いまや新しい問題が持ち上がった。何千年もの間気づかれることなく 太陽を巡っていた死の衛星がなぜか活動を開始し,太陽をノヴァに変えようと していた.およそ20万年前,カピン族のあるメンバ−が禁じられた遺伝子 実験を地球で行っていた事をロ−ダンは知った.そこで,彼らは発見されない 様に死の衛星を建造したのだ.これはある一定の文化と技術の発展レベルの 生物が接近することにより活動を開始し,彼らの研究のあらゆる痕跡を 消し去ろうとするはずであった.人類は明らかにこの発展レベルに 到達していた.

ゼロ時間ディフォルメ−タ−というタイムマシンを用いて,ロ−ダンと スペシャリストのチ−ムはこの衛星の建造を妨げるため過去に旅立った. そこで彼らはオヴァロンという名前の有用な同盟者をカピンの中に 見いだした.彼は自分の種族の犯罪的な遺伝子研究者達に正義の裁きを 与える事を望んでいた.最後には死の衛星を破壊することが出来た.

オヴァロンはペリ−・ロ−ダンについて現代に来て,テラナ−は彼を <マルコ・ポ−ロ>に乗せて故郷銀河,グルエルフィンに送り届けた. しかし,グルエルフィンでロ−ダンは混乱した状況に直面した.

カピンの1分家であるタケル人が権力を握り,圧政的で残忍な政治体制をつくり あげていた.ペリ−・ロ−ダンとオヴァロンは協力して状況を正常化し, 天の河へのタケル人の侵攻を打ち破った.


続く


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John Foyt
johnfoyt@perry-rhodan-usa.com(訳注:このアドレスは現在使えない可能性があります。)