クローンドール 〜課外授業〜 ( スペースプロジェクト )

発売:1995年12月21日 メディア:PC−98(FD6枚組)
購入価格:3,000円
プロテクト:不明
最終更新日 2019.02.22
クローンドール クローンドール クローンドール

−概要&感想−
 ある日、主人公の元に未来からクローン製造装置が届いた! そこで主人公は、あこがれのヒロイン「上杉 公佳」の髪の毛を入手し、彼女にそっくりなクローンを作り出すことに成功する。
 ヒロインとそっくりで従順なクローンと夜な夜なエッチを繰り返す主人公だったが、エッチが進むにつれ、昼間の学校で会うヒロインの言動がなぜか変化していく・・・・というストーリーの調教(っぽい)アドベンチャーゲーム。

 ゲームはオーソドックスな双方合意の調教で、調教が進むにつれ選択肢が増えていく。クローンの調教が進むにつれオリジナルが影響を受けていく日常シーンがもうちょっと欲しかったところだが、総じてゲームの出来はなかなか良い。特に横田守さんの描くヒロインのCGがとっても可愛くて、これだけで大満足かも。また、MIDI対応のBGMもなかなか良い出来である。ゲームの大半がエッチシーンであるが、テキストが妙に濃いのもマル。

 なお、評価が高くなる理由の一つは、同社の前作「転校生」の出来があまりに悪かったため、その反動で名作に見えるということも大きい(笑)

 このゲーム、真の見所(笑)は主人公のパートではなく、クローンとシンクロしたヒロインの綴る「夢日記」で、主人公(=つまりプレーヤー)の選んだ選択肢(=性癖)が延々と再現されるという、ある意味わりと恥ずかしい仕様になっている。もっとも、実際の女の子がこんなことを考えているとは思えないが、リプレイすると、この時にヒロインってこんなこと考えていたんだ・・・と妄想が限りなく広がる点もポイントが高い。

 こういう、繰り返しプレイに意味を持たせているところはアニメや映画などでは表現しずらく、ゲームならではの特徴であろう。蛇足であるが、この「繰り返し」をゲームに組み込んで使っている作品として私が感心したのは、プレイステーションで1999年に発売された「Prismaticallization」(プリズマテカリゼーション。制作ARC SYSTEMWORKS)である。さらに蛇足であるが、このゲームのBGMも素晴らしく、サントラは家宝になっている。

 いまいちな点としては、サブヒロインの影が薄すぎと、エッチシーンで主人公が半透明化するのは良いとしても、刈りあげ頭がかなり萎えるので、せめて普通の?頭にして欲しかったところが挙げられる。あと、ストーリーがかなり長いので、もう少しテンポがあれば良かったように思う。

(参考)「クローンドール課外授業 My Favorite」
上記のゲームのアクセサリ集で、Windows版のみで発売された。
ミニゲーム、スクリーンセーバー、ミニビジュアルノベル、原画CGの詰め合わせ。
ビジュアルノベルは、主人公の幼なじみのヒロインとのストーリーで、ダークな陵辱系、純愛?系、クローンとの3Pエンドなど、ミニと銘打ってはいるがなかなかのボリュームであり、ヒロインの健気なところが可愛い。

−詳細攻略−
 冒頭のディップスイッチの設定でストーリーが分岐する。
DIP1〜5はONにしないとゲームが進まないため、プレイヤーが操作できるのは6,7,8の3つである。
DIP6がハッピーエンドとバットエンドの切り替えのため、残りのDIP7とDIP8のON−OFFでエンディングが分岐するので、エンディングはハッピーエンドが2×2=4とおりと、バッドエンド1つの計5つある。なお、DIP6をONにしないとくだんの夢日記を見ることができない。

DIP1〜4 ダミースイッチ(ONにしておく)
DIP5 記憶複写スイッチ(基礎記憶をオリジナルからクローンへ複写)(※ONにしないとプレイできない)
DIP6 記憶/感覚同調スイッチ(オリジナルとクローンの記憶・感覚が同調)(ONにするとハッピーエンド、OFFだとバッドエンド)
DIP7 強制融合スイッチ(エンディングでヒロインとクローンが融合)
DIP8 メンテナンススイッチ(ONだと装置を回収しに来る)

(6,7,8)=(ON,ON,ON) ヒロインとハッピーエンド
        (ON,ON,OFF) ヒロインとハッピーエンド(装置未回収)
        (ON,OFF,ON) ヒロインとクローンドールとの3Pライフ
        (ON,OFF,OFF) 主人公もクローンを作って2×2Pライフ(!)個人的にはこのエンドが好き
        (OFF,−,−) バッドエンド

(参考文献)
・攻略王2 (オデッセウス)

(ゲーム評価)
・シナリオ:B CG/音楽:B システム:C 総合評価:B

転校生 ( スペースプロジェクト )

発売:1995年 メディア:PC−98(FD5枚組)
購入価格:1,500円
プロテクト:ノンプロテクト
最終更新日 2019.02.22
転校生 転校生 転校生

−概要&感想−
 主人公のヒロイン「香田 麻里子」は、父の仕事の都合で突然の引っ越しをすることにな り、聖宝塚女学園の2年生として転校してきました。麻里子はすてきなロストヴァージンを 迎えることができるのでしょうか・・・というストーリーのアドベンチャーゲーム。DOS 時代の美少女ゲームを語る上で、どうしても外せない怪作のひとつである(笑)

 このゲーム、キャラデザがこれまた凄く可愛い!ので、ついつい買ってしまったが、中身 は退屈の最たるもので、1年間ずーっと、朝起きて、学校に行って・・・を繰り返すという、 苦行のプレイを強いられるシステムである。よってエンディングを全部見るのは至難の業。
 マニュアルには、繰り返しプレイしてみてください、みたいな下りがあるが、とても繰り返 しプレイに耐える中身ではない(断言)。この1年間のうち、秋分の日や体育の日などの祝日 や、振り替え休日だけはしっかりと設定されているところが、これまたビミョーに腹立たし い(笑)

 プレーヤーの忍耐力(と煩悩)を試されるゲームであり、プレイしていていらいらさせられ るゲームの横綱である(もう一つの横綱は「トバッカー」(ポニーテールソフト))。

 インターフェイスも一見マルチウインドウになっているが、ウィンドウが動かないので、 単に画面が狭くなってしまうだけというトホホぶり。また、これだけの長丁場のゲームの くせに、セーブポイントが1つだけというのは呆れを通り越して何か清々しいものを感じて しまう。

 なお、このゲームの発売と同時期に出た「同級生2」(エルフ)は秀逸な出来であり、同級 生と転校生は字面が似ているがこんなに違うのか、とため息が出た・・・。

 ちなみに、このゲームのWindows版がシュードウエーブから発売されていて、秋葉原 の紙風船というゲームショップで新品が300円で売られているので(性懲りも無く)つい つい買ってしまった。Win版はウィンドウが動く仕様になっているが(マニュアルによると 「特殊仕様」と書いている(笑))、単なるWinAPI標準のモーダレスダイアログボック スになっただけで、中身は案の定ベタ移植であった・・・。

 なお、「転校生2」というゲームもWin版で発売されていて、こっちの評判は悪くないよ うである(と一応フォロー)。

−詳細攻略−
 エンディングは全部で3つあり、
1 彼氏ができて「麻里子のロスト・ヴァージンは無事に終わりました。」
2 陵辱されて「麻里子のロスト・ヴァージンは不幸な結果に終わりました。次回こそは、良い結果になりますように・・・・・・。」
3 何も起きず(起こさず)3月20日に「麻里子はヴァージンのまま2年生を終了しました。」

となっている。このうち問題?なのは3で、1年間ずーっと、朝起きて、学校に行って、帰宅して勉強をしてお風呂に入って寝る・・・を 繰り返すという拷問プレイを強いられることになる。また、このときエンディングで CGとかが出るわけでもないので、真っ白に燃え尽きること必定である(笑)
 このゲームには自動実行モードが搭載されていて、時間経過で勝手に進行するようになっているが、選択肢も勝手に選ばれる ので、ゲームをプレイするのに全く役に立たない。まぁ、ヒロインがPCの中で自動で動いているように見えるので、アクアゾ ーンみたいな環境ソフトみたいなものかと思えば良い。

 シナリオは大きく分けて、
1 生徒会に入る
2 新体操部に入る
3 帰宅部になる(両方に入らない)
の3タイプに分かれる。生徒会と新体操部の両方に入ってしまうとイベントが発生しなくなるので注意する。

それぞれのストーリーは、
【 生徒会 】
何回か生徒会に行くと、ノートを生徒会室に忘れたイベントが発生し、生徒会室で声のする部室を覗くと 生徒会長から調教を受ける。何度か調教を受けていると、今度は理事長からも定期的に調教を受けるようになる。

【 新体操部 】
立花千春と日曜日に会う約束をしないと、日曜日に後輩の女の子が遊びに来るようになり、レズシーンになる。
その後、練習の後のシャワー時に今度は先生とレズシーンになる。
また、途中で男子生徒から手紙をもらうイベントが発生し、その後、スケバン(死語)から呼び出されて陵辱を受け、ゲームオーバーとなる。

【 帰宅部 】
立花千春と日曜日に会う約束をすると、毎週日曜日の11時に外出するようになる(会う約束をしないとイベントが発生しない)。
で、お出かけ中の昼間にナンパされると、次の週も会う約束をすることになる(断る場合とOKの場合があり、アトランダムだと思われる)。
翌週に2人で会った帰り際に、真理子だけと会おうと言われ、会って最後までついて行くと、公園かラブホでエッチされてエンディングとなる。
なお、夕方にナンパされた場合に、最後までついて行く選択肢を選ぶと公園で陵辱されてゲームオーバーとなる。
いずれのエッチシーンも、数種類のシーンが用意されている(アトランダムか、または季節によって変わる?)ので、CGを全部みたい場合は、 何回か繰り返しプレイする必要がある。

そのほかのシーンとしては、
・登校中の電車の中で痴漢される
・授業中にオナニー
・午後の授業で居眠りして教師に叱られる(前日夜更かしすると発生しやすい?)
・学校をサボる
・部活後のシャワーシーンでオナニー
・寝る前にオナニー
などがたまに発生する。

(参考文献)
・なし

(ゲーム評価)
・シナリオ:E CG/音楽:C システム:D 総合評価:E


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